ARcup ARcup Official Web Site  
 
ARcup 2009 は、ARcup 2008と同じく「ARcup 2008 規則書」に従って開催されます。
ARcup 2009 に参加する方は「ARcup 2008 規則書」を熟読した上で参加してください。
なお、S.C.C.J.インタークラブヒストリックカーレース事務局、ならびにARcup事務局の判断により、シリーズ途中であっても規則を改定することがあります。その際はこのHP、もしくはARcup blogにおいて改定内容をお知らせします。

SCCJ Inter Club ARcup 2008 の規則書ならびにS.C.C.J.インタークラブヒストリックカーレース規則書は、S.C.C.J.インタークラブレース事務局にて無料配布しています。
詳しくはS.C.C.J.インタークラブレース事務局にお問い合わせください。
PDF PDFファイルをダウンロードされる方は右のアイコンからどうぞ。
2008年 AR-CUP規則書 - Sporting and Technical Regulations for Alfa Romeo Cup 2008 -
2.安全規定
2-1 ドライバーの安全規定
参加するドライバーは、安全に競技を行うため以下の規定に従った服装で参加すること。
2-1.1 レーススーツ
燃えにくい材質の長袖、長ズボンを着用すること。FIA公認、もしくはJAF公認のレーシングスーツを着用することが望ましい。
2-1.2 ヘルメット
SNELL規格などに適合するレース用ヘルメットを着用しなければならない。競技車両がオープンカーの場合はフルフェースタイプのヘルメットの使用が望ましい。
2-1.3 シューズ
滑りにくいゴム底で脱げにくい形式の運転に適した靴を着用すること。レース規格に適合したレーシングシューズを使用することが望ましい。
2-1.4 グローブ
5指を全て覆う運転用手袋を着用すること。メッシュ素材を用いたものや、指先の無いショートタイプのグローブの使用は禁止する。レース規格に適合したレーシンググローブを使用することが望ましい。

2-2 参加車両の安全規定
参加車両は、安全に競技を行うために以下の規定に従うこと。
2-2.1 ロールケージ・ロールバー
スパイダーはロールケージまたはロールバーを取り付けること。
スパイダー以外の参加車両もロールケージまたはロールバーを取り付けることが望ましい。
なお、その材質、形状、取付方法についてはJAF国内競技車両規則を参考にすること。
2-2.2 安全ベルト
ワンタッチ式フルハーネスタイプ(Y型3点式でも可)の安全ベルトを装備すること。
なお、その材質、取付方法などはJAF安全ベルト規定を参考とすること。
2-2.3 燃料タンク
FIA公認の安全燃料タンクを使用することが望ましい。
安全タンク装着のための最小限の車体改造は認められる。また、安全燃料タンクの取付けについてはJAF安全燃料タンク規定を参考とすること。
2-2.4 オイルキャッチ装置
オイルがコース上に流出することを防ぐ確実な装置を備えなければならない。その装置の取付方は、ボルトにより完全に固定されなければならない。
オイルキャッチタンクの場合は、2リットル以上容量を有し、タンク内のオイル量を確認できなければならない。
2-2.5 カットオフスイッチ
運転席および車外から操作でき、すべての電気回路(バッテリー、発電機、灯火装置、警笛、点火装置、電気制御装置等)を遮断できる電気回路開閉装置(カットオフスイッチ)を装着することが望ましい。
2-2.6 車室内
車室は、エンジンルーム、ガソリンタンク、オイルタンク、ギアボックス、プロペラシャフト、バッテリー、配管の継ぎ目等から完全に隔離されていなければならない。
車体に固定されていないフロアマットの類は取外すこと。
2-2.7 ライト類
2灯以上のヘッドランプ、テールランプ、ブレーキランプ、ターンシグナルランプなどのライト類は全て点灯作動しなくてはならない。
また、ライト類のガラスは、ビニールテープなどで飛散防止の処置を施すこと。
2-2.8 最低地上高
車両のひとつの側面(前・後・左・右)のタイヤの空気が抜けた場合であっても、車両のいかなる部分も地表に接してはならない。
2-2.9 タイヤ
タイヤはいかなる状態の時も他の部分と接触してはならない。
2-2.10 ウインドシールド
フロントウィンドーシールドは、合わせガラスであることが望ましい。
2-2.11 排気管
排気管は後方もしくは側方に向けねばならず、燃料系統に対して十分な防護処置を講じなければならない。
2-2.12 バッテリー
すべてのバッテリーは確実に固定し、絶縁カバーを施すこと。
配線コードは摩擦などにより損傷しないよう注意して設置すること。
2-2.13 配管および配線
すべての配管、配線は暫定的なものであってはならず、グロメット、コネクター、クランプ等を含め十分安全性の高いものでなくてはならない。